こちらのお店では、注文を受けてから藁で炙ったタタキを供してくれるのが売りもの。
かつおのタタキどちらか1つなら塩か
かつおのタタキ(タレ)
かつおのタタキのタレは、普通のお店で頂くと、どうしても酸味が立ってしまう印象があるが、こちらのお店は実にバランス良く収まっていて美味。
かつおのタタキ(塩)
軽く塩を振ってある程度なので、天然塩を更に掛けて食する方がいい。旨味が際立ち、鮮度の良いカツオの持ち味がより堪能できる。更に柚子酢を少し垂らして味変を楽しむのもいい。
ウツボの唐揚げ
あの凶悪な見た目から想像できない繊細な味わいだ。料理された姿は、厚みある白身魚の様相を呈している。少し甘辛いタレで和えた南蛮漬け風の唐揚げ。
土佐ジローの玉子焼き
黄身が多いせいか、ふっくらと柔らかく仕上がっている。もう少しダシを効かせてもいいと思うのだが、これはこれで玉子本来の味わいが堪能できる。
清水サバの刺身
豊後水道を周回するサバという意味では関サバと同じである。
脂のノリ、新鮮さ共に申し分なく、この時期には外せない一品。
清水サバの炙り焼き
炙ることで、よりふっくらとした食感となり、皮目が香ばしい。脂の甘みが増して口中に広がる。更に少し酢で〆てあるので青魚が苦手な方も食べやすいかと思う。
あおさ海苔の天ぷら
さすが青海苔の本場!オススメのサイドメニュー。ここまで香り高い青海苔にはあまりお目にかかれない。
郷に入っては郷に従え、やはり地元のお酒で
日本酒は酔鯨季節限定酒、美丈夫純米大吟醸舞を頂いた。どちらも土佐料理との相性はいい。
それ以外では、ゆず酎ハイも美味。
※最終訪問日:2016年12月27日