2021年日本橋高島屋の味百選
現在開催中の味百選に行ってきましたが、宣言明けにも関わらずいつになく閑散としたムード。
これまで出店していたお店もいくつかは姿がなく少し寂しい印象です。
今年は例年通りこの時期外せない食材中心に。
マ印 神内商店
間違いなくこのイクラが日本一。高級寿司店などで使われている品で豊洲市場では取引されているが店舗で購入できるのは秋の味百選以外にない。更に言うと豊洲には生は出荷しないらしいがここでは冷凍していない生のものが購入できる。
今年は鮭の収穫高が少なく高騰の様相を呈しているのだが、高島屋との契約はそれ以前になるので随分と割安になっているのだとか。塩としょうゆ漬けがあり、お店では塩漬け押しなのだが、個人的には醤油漬けがオススメ。
しゃけの味がする唯一無二のいくらで、冷凍保存しておけば長期に保存も可能なので生の味を確かめつつ、お正月用に冷凍しておくのもオススメ。
村上重本店
いつもは出来ている行列がないのは寂しい限り。
この季節ならではのものと言ったら樽漬けの千枚漬け。
昆布の旨味がじんわりと染みていて、ファーストインパクトこそ弱いが食べ進めるに従い飽きのこない美味しさがこみ上げてくる。ここが他店とは圧倒的に違う。
あゆの店 きむら
鮎料理を扱うお店で塩焼きから佃煮まで幅広い品揃え。中でもオススメは山椒入りの小あ煮。
山椒が入ったことでごはんのおかずはもとより、お酒のおつまみにも最適。
特に今年は例年になく身がふっくらと柔らかい。田作りの様な硬い佃煮ではないのでついつい食が進む。
上澤梅太郎商店
各種たまり漬けや味噌などを販売している日光のお店。
何でも35年ぶりの出店となるらしい。こちらのメインはらっきょう。
種類は様々だがたまり漬けがイチ押しの様だ。大粒でパリパリと食感が心地よく酒のつまみにもいい。
喜助
いつもなら午前中で売り切れてしまう牛タンの切り落とし。それもあって真っ先に駆けつけたのがこちらのお店。この日は13時頃に到着したのだが、この時間帯でもまだふんだんに余っていた。このことからも閑散ぶりが伺える。
切り落としなので小粒で大きさもまちまちではあるが、油を引かずただ焼くだけなので買い物に出たくない時など冷凍保存しておくととても重宝する。因みに今回新しいうちに1つを頂いが2回に分けて焼く1回の分量がこのくらい。なので十分なボリュームもあり満足度が高い。
そして一堂に会して