エスキスのシェフパティシエだった成田氏のお店
商店街から数軒入ったところにあるが、わかりやすい好立地。非常事態宣言中だったという事もあって、入場制限を行っていた。既に先客が4名。5分ほど外で待って店内に。
ショーケースの左側にケーキ。右側にパンが並ぶ。ケーキはショートケーキとマカロンのみと規模は小さく、パンが占める割合の方が多い。
この日はパンと焼菓子を各々2種類ずつ購入。
生搾りクリームパン
お店でのレイアウトを見てもスペシャリティ的な位置づけの様だ。
パンそのものはブリオッシュ生地に近いタイプでふんわりとして食感。
中にはクリームがたっぷりと。これでまずいわけはないというイメージだ。
パプアニューギニア産の希少なバニラビーンズを使用しているという触れ込みだったのでもっと濃厚な味わいだと想像していたが、意外にもクリームは軽やかな仕上がり。その分、生地にバターをたっぷり使い濃厚に香るので全体がバランス良くまとまっている。
エッグサンド
卵の黄身を醤油づけにしてあってまさにTKGテイスト。また、この黄身がほどよい半熟状態のため、食べるときに黄身が流れ出るので注意が必要だ。美味しいとは思うのだが、これで580円はちょっと高いなぁと思ってしまう。
カヌレ&マドレーヌ
カヌレはひと口サイズで一般的なものに比べるとかなり小さいが、出来そのものはいい。
特に表面のサクッとした薄皮の食感が素晴らしく、中とのバランスも良好。
一方のマドレーヌは味自体は悪くなかったが、少しぼそぼそとしていて、少し微妙な感じ。
焼き立てだっただけにその場で食べるべきだったと少し反省。
ケーキも1個1,000円超えと全体的にちょっと高いイメージは拭えない。