行列が絶えない人気店
西日暮里駅からすぐ近くの路地を入った場所にある。あの受験校である開成のお膝元。
入店を2人に制限しているのでどうしてもお店の外に列ができているのだが、雨が降っているにも関わらず、お店を後にするまで絶えることなく続々とお客さんが訪れる人気店。
先待ちが4人。5分ほど待って店内へ。売り場のスペースはさほど広くはないが数多くのパンを効率よく展示されている。全体的にハード系よりもソフト系のパンが主体のラインナップ。
おかず系のパンからデザート系など多士済々。
この中から、5種類を購入した。中には修行先であるメゾンカイザーとよく似たパン・オ・フロマージュもあったのだが、敢えて違うタイプのパンを選択。
キメの細かいみっしりとしたパン
左からいちじくのパン、ヴィエノワチーズプチ、ぶどうパンプチ、トマトのリュスティックの順で、各々、210円、100円、100円、220円という良心的な価格設定が嬉しい。どのパンにも共通していえるのは、生地がみっしりと詰まっていること。加水率が低めでしっかりと練っているのだろう。どれも素朴で優しい味わい。
いちじくのパンは「いちじくが丸ごと1つ入っています。生地にも練り込ませました」とあったので、どんな中身になっているか興味津々だったのだが、中にいちじくはいなかった。確かにほんのりと生地にいちじくが感じられこれはこれで美味しいのだがちょっと肩透かしに終わった。入れ忘れたのだろうか?
チェリーパイ
ソフトな優しい味わいで万人受けしそうなうな無難な着地点。ただ、個人的にはチェリーパイはしっかりと酸味を立たせたどぎついくらいのメリハリがある味わいが好みなので、そういうタイプを求める人には不向きかも知れない。
こんなお店が近くにあったらと思う一軒。
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