一度目の挑戦
かねてより気になっていたシュークリームが名物のお店。1日に3回、時間限定で販売される。最初に販売が開始されるのは9時半。その5分ほど前にお店に到着すると、既に十数人の列が出来ていた。
人形町に来ると近くにある小網神社訪れることが多いため、お店の前は何度も通っていたが、考えてみれば販売時間の前後に通った事がなかったので、ここまでの状況は想定外だった。
ちょっと微妙なポジションである。ほどなくして中から店員さんが出てきて列の先頭から順番に購入予定の個数を確認して回る。もうそろそろという2人前のところで敢えなく完売。
リベンジ
仕方なく購入後に予定したことを先に済ませてから次の12時に合わせて再訪問。今度は30分前に到着したものの既にかなりの列が出来ていた。ポジション的には朝とあまり変わらない。
10分ほどすると早くも購入数量の確認にやってきた。ハラハラしながらも何とか購入することが出来た。
朝は販売数も他の時間帯の半分と少ないのでその影響もあったのだろう。1月だと小網神社が大行列する時期なので参拝ついでに訪れた人も多かったのかも知れない。いずれにしも30分前は必須のようだ。
いよいよ
予定時刻になり列が動き出した。自分がいた順番だと最初はお店の外、それから順番に中に入っていく。
そのため、店内に置かれている商品をじっくりと見る事ができる。まず目に入ってくるのがギフト用商品。
そして、ショコラ
続いて、焼き菓子コーナーへと列は進む。
最後のコーナーを曲がるといよいよケーキのショーケースになり、購入目前となる。
そして、ようやくシュークリームとのご対面。
クリスピー感が最高なシュークリーム
表面にゴマをまぶしてあるのが特徴なのだが、ゴマの香りが強すぎないか心配だったのだが、ゴマの香ばしさはあくまでも脇役として機能していて、いい塩梅に香ばしさを加味してくれる。
また、一見して香ばしそうなシュークリームもいざ食べてみると皮がヘニョンとしていることが少なくないが、こちらのシュークリームは皮がへたることなくサクサク感が味わえる。
断面を見ると皮がとても薄く、カスタードがぎっしりと詰まっている。クリスピー感ある皮とクリームのコントラストが何とも美味。とても出来がいいシュークリームである。
ショートケーキ
ショーケースを覗いていて、そう言えば、最近、ショートケーキを食べていないことに気づいて購入した。
スポンジはしっとりとして普通に美味しい。クリームが上品すぎるのでもう少し甘みが強くてもいいように感じた。
ガレット・デ・ロワも秀逸
今年の正月に某店の予約販売で購入できず、ずっと気になっていたガレット・デ・ロワ。シュークリームが美味しいのならパイケーキはいい筈である。
ということでこちらもあわせて購入。ガレット・デ・ロワはエピファニーを祝う新年のお菓子で、本来なら中にフェーヴと言われる小さな陶器を中に入れ、当たった人を王様や王妃様に見立てて冠をかぶせてお祝いするものなのですが、食品衛生上ご法度なんだそうで、これは別に渡されます。写真中央に乗せているのがフェーヴです。
想像通りでパイ生地はサクサクとした食感で中のアーモンドクリームとのバランスもよく秀逸な出来映え。
ただこちらもショートケーキ同様、もう少し甘みが強くてもいいかなと感じました。