鬼豚オーガ(ラーメン/木場)
風変りな二郎系をショウガとニンニクの二層で攻める!

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二郎インスパイア系

お店の前は自転車で良く通っているのだが、これまでその存在に全く気付かずに素通りしていた。
タンメンのトナリがあったのは知っていたが、いつしか同じ六厘舎系列の同店に変わっていた模様。

調べてみると二郎インスパイヤ系のお店だという。しかも、麺徳の定休日である日曜日に営業している。
俄然、興味が沸いたので日曜日のお昼に訪問。

開店5分前に到着すると並んでいる人の姿はなく、開店と同時に直ぐに入る事が出来た。
ものの5分もすると殆どの席が埋まっていたので運がよかったようだ。

変わったメニュー構成

ラーメン、汁なし、つけ麺の3タイプが用意されている。メニューには各々のところに色々と文字が躍っているが、いずれも麺の量の違いのみである。並みでもかなりボリュームがあるという声があったので敢えて小にした。

出来上がるタイミングでトッピングの内容を伝えるのだが、これが実にユニークなシステムを取っている。

3種類の肉と味玉、うずらから2つトッピングとして選択できる。肉をここで選択できるのは面白い。
更にお好みでにんにく、しょうが、アブラを追加できる。これらはダブルやトリプルにすることも可能だ。

二郎系に煮玉子はピンと来なかったので、バラとトロ豚を。更にニンニクとショウガの両方をトッピングとしてお願いした。

ラーメン(小)

席についておよそ5分ほどで着丼。
野菜がもやしやキャベツではなく、ネギと言うのがインスパイア系としては変わっている。

スープは表面がやや乳化したタイプ。上澄みをすくって飲んでみるとあまり二郎らしさは感じられない。
どちらかというととんこつ背脂系のラーメンに近い印象だ。色もやや薄いので醤油が強いタイプではないが、少ししょっぱいくらい塩気は効いている。

この上の層のスープにはショウガがよくマッチしている。
麺は平打ち麺でこの手の麺にしては細い部類にはいるだろうか。二郎系にありがちなボソボソとした感じはなく、つるつるとした口当たりが心地いい麺でこのスープとの相性は悪くない。

分厚く切られたチャーシュー、バラ、トロ肉ともに柔らかく、味がよく染みていた。
トッピングのお肉はどちらも甲乙つけがたいが、個人的にはややトロ肉が優勢か。

しばらく食べ進みショウガの領域を制覇した後にニンニクの領域を攻める。
そのままでは少し相性が悪いので、天地返しで丼の中を攪拌すると俄然、醤油が立ってきていきなり二郎らしい味わいに変化した。こうなるとにんにくも生きてくる。

結果論だが、最初からあまり混ぜて食べなくて正解だった様に思う。まずはショウガと共に上の層を攻め、次に全体を混ぜてニンニクと一緒に頂くと味の変化も愉しめる。

二度目の訪問は汁なし(並)を注文

こちらの方がトッピングの選択肢は広い。今回はトロぶた、ナンコツ、辛ナムル、タマネギ、ショウガ、ニンニクを。中央の玉子の黄身はデフォルトで入ってくる。

前回のラーメンではつるつるとした食感の麺だったが、今回は表面がざらっとしていた。より麺に絡むようにメニューによって変えているのだろうと思っていたら、台風被害の影響で製麺所に被害が出て一時的に三種混合麺なるものを使っていることをTwitterで知った次第。

汁なしは汁なしで想像していたよりもよく、二郎っぽいエッセンスが感じられる。これは暑い日などには良さそうだ。また、前回、頼まなかったトッピングのナンコツは、コリコリしたものと考えていたが、これがナンコツ?というただの柔らかい肉だった。最後に追い飯があるが、ご飯は少量なのでそれほど負担にはならない。

追い飯までやると後でかなり喉が渇くので要注意だ。

ただ、やっぱり二郎系に来たらスープが飲みたいというのが正直なところ。今回、連れのスープを少し頂いたが、少し臭味が気になった。その日によって多少バラツキがあるのだろうか。

気になること

その1:セルフサービスのお水を紙コップであること。

その2: 卓上の調味料に味の素があること。使わなければいいので特に問題はないが、インスパイア系だからだろうか?

インスパイア系とも微妙に言い難い部分はあるがこれはこれで悪くない。日曜日に営業している点も個人的にはポイントが高い。

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