南インド料理のお店
住宅街にひっそりと佇むインド料理店。
西新宿五丁目の駅から新宿方面に進み、マクドナルドと薬局の間の道を入る。すると完全な住宅街に入る。
感覚的にはここから5分くらいは掛かるだろうと想定して歩を進める。2、3分ほど歩くと何やらスパイスの香りが鼻をくすぐる。ただ、視線の先にお店らしきものはない。曲り角を見るとすぐ横にお店があった。
この日はようやく梅雨が開けるのではないか、という予想が出されるくらい暑い日差しが照りつける。
お昼時は並ぶ事が多いらしいと聞いていて心配していたが、運良くすんなりと入る事ができた。
店内は2人掛けのテーブルが4つとカウンターが4席のみという小体な造りで、厨房には現地の方が3名、サービスをされる日本人の方が1名となかなか人口密度が高い。
メニュー
並ばなかった分、多少時間に余裕が出来たので名物のビリヤニを頂こうとも考えたのだが、特にランチメニューには記載がなかったので、こちらの料理を注文した。
エッグキーマセット
セットにはサラダが付くのだが、注文しておよそ10分ほど経って供された。ごく普通と言ってしまえばそれまでだが、豆類が入っていたり、ヴィネグレットだったり、工夫の後が見てとれる。
ほとんど間を置くことなくカレーが登場。
お米はインド米を使用。選ぶカレーの種類によってお米の種類も変わる様だ。
その上にキーマカレー、目玉焼きが乗る。更に目玉焼きの上にはスパイスが。
キーマはドライカレーと言ってもいいくらい、水分が抜けている。
クミン、カルダモンとったスパイスが複雑に混ざり合って香り高いカレーに仕上がっている。
コクも十分にあり、辛さも丁度いい。インド米との相性もいい。
目玉焼きは黄身が半熟で後半にこれを崩して味変を愉しむ。
黄身が加わる事でより円やかな味わいになって旨い。
今度はビリヤニに挑戦してみたい。