小さなお店
恵比寿と渋谷のちょうど中間くらいの場所から明治通りを脇道に入り、古川の橋を渡ってすぐの建物の2階にお店を構えている。
小ぢんまりとしたカフェの様な造りで、店内にはテーブルが4つあるのみ。女性ひとりですべて切り盛りしている。
ランチタイムはその日の2種類あるカレーから選択するシステム。プラス200円であいがけにすることも可能だ。その他、お好みでパクチーなどのトッピングも用意されている。
あいがけ
せっかくなのであいがけを注文。この日のカレーは「イノシシキーマカリー」と「ツブ貝、ポロネギ、ラッサム」という内訳。メインの食材がイノシシにツブ貝とは実に個性的。
色鮮やかな青い器に色とりどりの野菜が並び見た目にも華やかなひと皿で食欲をそそる。
イノシシキーマカリーは余分な水分が抜けたドライタイプでイノシシらしいどっしりと腰の据わった味わいで、スパイスの香りも高い。
一方、ツブ貝の方はラッサムとしてはかなりコクがあるタイプでスープというよりはカレーに寄せた印象だ。こちらのスパイスの香りが芳醇で甲乙つけがたい。
野菜もたっぷりでヘルシーかつ完成度が高い。素材の使い方などセンスの良さが窺える。
ただ駅からちょっと遠いのが難点。