昔ながらの洋食屋
言問通りから脇道を入り、少し進んだ路地裏にひっそりと佇んでいる。地元に根づいた昔ながらの洋食屋。
この日はいつもなら定休日にあたるのだが、年初ということで特別に営業していることを知って出掛けた。13時30分頃と少し遅い時間だったせいか、空席が目立っていた。
店内はわずかなカウンターとテーブル席からなる小ぢんまりとした造りで、その後、気がついたらいつのまにか満席に。
名物料理が出てくる間、メニューを眺めながらビールで喉を潤す。
名物ヒレのしょうが焼き
タイミングの問題かも知れないが提供時間は20分弱と割と長め。ヒレ肉が5つ。少ないという訳ではないが、もう少し豪快なイメージだっただけに思ったよりも小ぢんまりとまとまっている印象を受けた。
ヒレ肉ということもあるが、肉は柔らかく食べやすい。味付けは意外にも繊細で優しく、こちらも想像していたものとは異なったタイプ。もっともタレが少なかったから余計にその様に感じられたのかも知れない。
付け合せはキャベツの千切りにポテトサラダ。食後のコーヒーが付いてくるのは嬉しいが、むしろスープなどの汁物を付けてほしいところ。