神田古書センター2階
ビルは靖国通りに面しているがお店の入口は一本裏手の路地。建物の1階裏口には並ぶための仕切りなどがあらかじめセットされている。その横を通って階段で2階に向かう。
日曜日の開店20分ほど前に到着すると既に階段の中腹までの列。時間になって2階まで登ると、そこから更に入口まで待機用の椅子が並んでいて、列の長さを思い知る。それでも幸い一巡目にありつけた。
並んでいるときに事前にメニューを渡され、開店前に注文を取って効率的に回している。
席につくとほどなくじゃがいもが供された。
バターが添えられているが、熱々ではないのでポテトの上に乗せても溶けることはない。扱いやすいがそうなると微妙な存在価値。近隣にいた常連客とおぼしき方は最初から拒否していた。
ビーフカレー
ルーはこぼらんばかりたっぷりと盛られているので、外見からは具材はわずかに確認できる程度。事前に辛さを選択するのだが、今回は辛口をお願いした。
まず飛び込んでくるのは甘み。フルーツ系、それもチャツネやジャムの様な甘さと言ったらいいだろうか。これは終始感じられた。玉ねぎを炒めた甘さと違って個人的には少し抵抗感がある。
辛さはというと辛口でもそれほどではなく、しばらくしてからじんわりと感じられる程度。
肉は小粒ながら味はよく染み込んでいる。全体的にはコクもあってバランスは悪くない。
お店を後にすると1階の入口を越えるほどの人が並んでいた。
同じ待つなら開店前から並んだ方が良さそうだ。
