こちらの酒造では新しい蔵を建設していて、棚田で酒造米を作り、地元農業と一体になった酒造りを目指している。
無農薬化学肥料不使用の秋津穂米の個性を引き出すため、なるべく米を磨かず、複雑味、透明感、果実感が一体となった醸造法を模索しているのだそうだ。
米を磨くことで稲の大地のエネルギーであるてんぷん・タンパク質・ミネラル脂質が削ぎ落とされるので、米本来の個性が出にくくなる。そのため、精米歩合90%という磨かないお酒を試験的に醸造したのがこちらのお酒。
風の森は少し華やか過ぎる印象を持っていたが、これならそこまで気にならない。日をおく度にこなれてきて飲みやすくなってくる。
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