行列必死の人気店
平日の13:00。かなり行列ができるお店として有名なお店。あまり列が長いと時間的に厳しい状況だったのだが、お店の外の列はわずか3人。これならば行けそうだと思い、そのまま列に加わった。
食べ終えた客が次々と出てくるので、直ぐに店内の列へと移動。長いL字型のカウンターに沿って列はまだ15人ほど連なっている。
店主の動きが驚異的で行動に一切の無駄がない。
列の整理から、外国人に対する注文の確認、スタッフへの指示まで、全体に目が行き届いている。
その上で、実に手際良くラーメンを作っていく。
また、物腰の柔らかい口調で、お客へ声を掛ける事も忘れない。
結局、わずか15分で着丼。これは驚異的だ。
得製らーめん
ひと切れが大きめのチャーシューにメンマ、煮玉子、ブロックチャーシューが周りを取り囲み、中央にはネギが配されているため、麺の姿は見えない。
スープは豚骨魚介系で鰹出汁の支配力が強いが、円やかな口当たりで、優しい味わい。
麺は太い麺を想像していたが、予想よりも細い、中細ストレート麺でスープとのバランスはいい。
具材も概ねバランス良くまとめているが炊飯ジャーで炊かれたブロックチャーシューのみ、臭みを感じた。これなら得製でなくてもいいのかも知れない。
この回転率を考えれば、他の丁寧に作るお店の3倍は売上ている様に感じる。行列緩和のためにも世のラーメン店も見らなうべきところは見習って欲しい。ラーメン以上にビジネスモデルとして注目の一軒。