たんたん亭の流れを汲む
山手通り沿いにあるお店。いかにも、街道沿いのラーメン屋らしい風情の佇まいだが、外観からはこれといったオーラが感じられない。店内は左手にテーブル席、右手にカウンターがあって割と奥行きがある。
メニュー
ランチタイムはラーメンに魯肉飯などのご飯ものが少量ついてくるセットが人気の様だ。ただ、それ以外にも気になるメニューがあったのでセットメニューは遠慮した。
皿ワンタン
こちらはにんにく醤油とラー油が効いた辛いタイプタレの2種類が用意されていたので、後者を選択。前者にパクチーが付いてくるのかどうかはわからないが、パクチーが付くのならば後者で正解か。しかし、これだと中華そばに投入するという訳にはいかない。
焼き餃子
思ったよりも小ぶりで、見た目にもふっくらとしたとした仕上がり。
餡は肉度が高く、個人的にはあまり好みのタイプではない。野菜が少ないため、どうしてもジューシーさが足りない。皮は弾力性があって少し硬めのタイプ。こちらも想像していたものとは少し乖離していた。
支那そば
いかにも中華そばらしい中華そばで、チャーシュー、ネギ、海苔というシンプルな構成だ。
醤油の香りが強いタイプではないが、塩気は十分。動物系スープに煮干しなどの魚介系の出汁が下支えしていて、全体的に突出したものはないものの、バランス良くまとまっている。
ただし、食べた後に口に残る化学調味料の味がとても残念。
ストレートの細めの麺は少し柔らかめの茹で加減だが、スープとのバランスはいい。また、165g使っているだけにしっかりと量がある。
具のチャーシューは周りが赤い焼いたタイプでこちらはたんたん亭譲り。
卓上に置かれた焦がしネギ。
最後にこれを投入して頂くと、永楽や喜楽に近いエッセンスが愉しめる。