素泊まりが可能な宿
湯河原に行くと、どうしても外食がしたいので、必然的に素泊まりが出来る宿を選ぶ事になる。今回もその前提で何軒かの候補からこちらを予約した。
駅前から奥湯河原に続くメインの道から、途中脇道に入り、更に坂道を登った場所に宿を構えている。これがかなりの急坂で、歩くには相当骨が折れるのでご注意を。
小ぢんまりとした宿で、全部で5部屋のみ。それだけに目が行き届いている。風呂付きの部屋もあるため、共同のお風呂は何時に行っても空いていていい。
アメニティ類も充実していて申し訳程度ではない。
バランスがいい朝食
さて、本題の朝食に移ろう。
部屋で頂くのではなく、食事スペースに出向くスタイル。
席に付くと既に配膳されていた。彩り豊かなおかずが色々と並んでいる。量と品数のバランスがいい。どれも美味しいのだが、特に左上の自家製ヨーグルトと鮮度が高いイカの刺身が印象的。
席についてから供されたアジの開き
温泉宿の朝食では定番メニューだが、冷めた状態で出される事も多い中、焼き立てを運んでくれるのが嬉しい。皮目がパリッと香ばしく焼かれ、骨まで残すところなく頂ける。
スペシャリテの揚げ餅
この料理も熱々を供してくれる。こちらの宿の名物料理のひとつで、ダシの旨味を纏った揚げ餅は滋味深く、朝だというのにスルッとお腹に収まってしまう。
全体的にレベルが高いので、これなら安心して夜も食事付きで頂けそうだ。
またの機会に是非、チャレンジしてみたい。