回転は早い
11:40に到着。外待ちは5名ほど。ちょうど、この立て看板の後ろくらいのポジションだ。
更に3名が店内で並んでいるので8名ほどの待ちである。
まだ開店から10分ほど経過したばかりだが、早くも最初のローテーションのお客が出てきた。
これは一回転目をかなり効率よく回しているのだろう。結局、7分ほどで店内へ。
清潔感溢れるL字型のカウンターのみの店内は、通常なら店内で3名待ちだが、食券を購入すると直ぐに席に案内された。
中華そば
きれい盛り付けられた麺にチャーシュー、ほうれん草になるとが乗るだけというシンプルな構成だが、
一切の無駄が削がれたその姿が美しい。
スープは一見、塩ラーメンかと思うほど、醤油の色彩が薄く、黄金色に近い。まずはそのスープを頂くとまず煮干の香りが立ち込める。その香りは強すぎることなく、実にいい塩梅に収まっている。
中細の麺はこの手の麺としては加水多め。ほどよい硬さと弾力性があり、旨味も十分。スープとの絡みともに申し分ない。醤油の色は薄いものの、塩気には不足ないので、恐らく、白醤油を使っているのだろう。
また、幾分、油分が多いように感じられるが、これが全体に丸みを持たせる効果がある。全体的にバランスが良くまとまり、スープの深い味わいについつい引き込まれていく。
具材も質が高いが、これならばむしろスープと麺だけのメニューがあっても戦えるだけの力がある。
肉2海老2のワンタン
こちらは中華そばより2,3分遅れで供された。思ったよりもずっしりとポーションがしっかりとある。海老はプリッとした食感が心地よく肉は上品な下味でそのまま食べても良し、ラーメンに沈めてもこれまたいい。