小ぢんまりとしたカフェ風のお店
大久保駅から徒歩5分ほど。職安通りから路地を新宿方面に入ったところにさりげなくお店を構えている。
小滝橋通りと一本並行して走る道ではあるが、知らなければなかなか通りかかることはなさそうだ。
店内はカウンターとテーブル席が3つだけの小ぢんまりとした造りで、大半を女性客で占める。
カップルを除くと男性客は殆どいなく、スパイシーカレーのお店としては珍しい。
メニューは黒板に書かれた料理のみ。定番のチキンカレーと日替わりのカレーの2種類。この日の日替わりはポークデミ。折角なので2種盛りに。黒板にはビールのメニューもあったのでタイのチャングをお願いした。
チキン&ポークデミ
真ん中のサフランライスを境に右がチキン、左がポークデミ。女性客が多いだけに見た目も美しい。
お皿からはスパイスの何ともいえない香りが立ち昇る。
チキンは比較的あっさりめだが、スパイスの香りはより複雑で全体のバランスがいい。
一方のポークデミはコクのあるタイプで2種盛りにするといい塩梅で双方のいいとこどりができる。
卓上には福神漬のほかに、スパイス類が用意されていて、ビネガーナンプラー、辛味のスパイス、オリジナルスパイスと並ぶ。ちょうど、先日、ホンカトリーでナンプラーがよかったので途中から試してみたが、やっぱりカレーとの相性はいい。その他、スパイスを加えながら味の変化と共に最後まで楽しめた。
チャングはその香りが想像以上にカレーとの相性がよく、また見かけたら試してみたい。