もう何年ぶりになるだろうか?
外堀通りの近くにあったお店が無くなり、2013年に昭和通りからほど近い場所に新たな店を構えた。
以前、お店があった同じ柳通り沿い、地下の店舗というところに現在の店主のこだわりが伺える。
地下に降りる階段。
踊り場の脇には以前のお店を偲ぶ懐かしい写真や雑誌の記事の数々が並ぶ。
店内に入ると左手にテーブル席、右手にオープンキッチンのカウンターが広がっている。
まだ比較的新しいお店だとは言え、白を貴重にした店内は清潔感に溢れていて気持ちいい。
メニュー
勿論、メニューは辛来飯(カライライス)である。後はお好みの量にあわせて注文を伝える。
他には、トッピングとドリンクが用意されているだけのシンプルな構成は変わらない。
普通盛りとされているのがつん蒲である。かつては裏メニューだっただろうか。全体的に以前から量は少ない印象が強かったので敢えて川崎を注文。
辛来飯
そうそうこの見た目。上に乗った目玉焼きが実にいい塩梅に仕上がっていて、黄身がつやつやと眩しい。
ルーは十分にコクがあって旨い。全体に調和が取れていてまとまりがある味わいだ。かつての舌の記憶がフラッシュバックしてくる。ワンテンポ遅れて押し寄せる辛さで額に汗が滲む。
川崎でも決して、多すぎる事はなかったが、個人的にはつん蒲くらいが丁度いい。