こんな日もあるものだ
土曜日の13時前。近くに自転車を止めて少し離れた場所からお店の様子を伺うと、何と誰も並んでいない。お店の前に急ぐとその間に2人の先客が中に入っていったが、入れ替わりに出てくるお客さんがいたため、
それでも並ばずに入る事ができた。
塩チャーシュー麺
個人的には塩より醤油の方が好みではあるのだが、今回は塩と決めていた。
前回の訪問時に他のお客さんが頼んでいた塩ラーメンの黄金色に輝いたスープの色に心が動かされたためである。また、前回は味玉が半熟ではなかったので、敢えて特製にはせずにチャーシュー麺に。
空いていることもあって5分ほどで着丼。
あれ?もっと黄金色だったように思ったのだが、記憶より随分とくすんだ色に見える。
まずはスープをひと口。少し鶏油が気になる。
スープが塩になると、鶏油の香りがよりダイレクトに感じられるようだ。
麺はチャーシューに埋もれている状態だったので、先に鶏チャーシューを一枚頂いてから麺をたぐる。
白身を帯びた細身の麺は麺との相性はよく、最初に気になった鶏油の香りも食べ進むうちにあまり気にはならなくなってきた。塩気の塩梅も丁度いいとは思うが、やはり個人的にはこのスープには醤油の方に軍配が上がる。
お店を後にすると既に10人ほどの列が出来ていた。こんな日もあるものだ。