これが三種盛り?
JRの出口からだと5分前後と言ったところだろうが、バスで行くと駅の反対側になるので少し距離がある。
開店時間から10分ほど経ったタイミングでお店に到着。既に最初のローテーションのお客と入れ替わるタイミングだったようで並ばずに入る事が出来た。
蒸し暑いし、少し歩いたのでまずはビールを!と思って券売機を見るもメニューにはない。
お昼はないのだろうか?仕方なくラーメンの食券だけ購入して席についた。
カウンターに座り、周囲を見渡すとビールやつまみは券売機ではなく別で購入するシステムだと云う事がわかったので早速注文した。
注文したのはビールとおつまみ3種盛り。
メニューには3種盛りの内容が記されていなかったのだが、単品でチャーシューやメンマがあったので、残りは当然、煮玉子であろうと思って注文した。しかし、もう1品は沢庵だった。これは予想外の展開である。
実際にそれほどビールとは合わないし、ラーメンにもどうかと思う。これだとつまみとして残った具材をラーメンに投入する事はできない。これだけの枚数を食べないといけないかと思うとこれがないより辛い。
写真ではわかりづらいのだが、沢庵の左上に唐辛子のペーストが添えられている。チャーシューにこれを付けて頂いてみると、これが結構辛いので舌の感覚が狂わされる。折角のラーメンの前にこれはいかがなものなのだろうか?意図がわからない。
ラーメン
席に付いたあとに麺の硬さや背脂の量など、諸々を伝えてあったので、頃合いを見計らってラーメンをお願いした。お客が続々と来ていたので10分くらいは待つ覚悟をしていたが、わずか2,3分ほどで着丼。
待っている間、お店の説明を見ると3層構造のスープがセールスポイントであるらしい。
背脂が浮いた醤油味で麺細めのストレートタイプ。因みに初回なので背脂など、全てノーマルで注文。
まず、スープを頂くと説明にある3層目の一味唐辛子の存在は感じられない。
醤油の香りが強いタイプというよりは塩気が強い醤油味と言ったイメージで、どちらかというと濃口醤油というよりは薄口醤油のイメージに近い。比重の違いで背脂が上の層にいるのだが、二層というよりは普通に背脂入り醤油ラーメンという印象だ。
細身の麺との相性はよく普通に美味しい。塩気が勝っている印象なのでバランス的には少し背脂を多めにした方がいいのではないかと思う。
3層目がどういう状態なのか不可解だったが、食べ進めていると丼の中が混ざり、確かに後半戦はピリ辛モードに突入する。一味唐辛子とはおつまみについていたペースがその正体だった。
確かにピリ辛ラーメンが食べたい時にはいいのかも知れないが、最後はこの味だと思うと逆に閉口してしまう。量を加減できるので恐らく無しにすることも可能だとは思うが、デフォルトにせずにお好みでどうぞ、と別添えにした方がいいのではないだろうか。