今回、高知を訪れて気に入った土産物のご紹介。
敢えて、土佐日記やミレーは含めなった。
近藤いもけんぴ
こちらで売られている芋けんぴは東京では見かけないタイプ。良くあるバリバリに硬いいもけんぴと違い柔らかい食感が特徴で、むしろこちらの製法が元祖なのだそうだ。現在でもこの製法で作っている店は3軒しかない。
どっしりと豪快なフォルムだが、曲線に美しさがある。また、砂糖に覆われた無骨な姿も潔い。形の不揃いさはいかにも手作りといった感じでむしろ好ましい。見た目ほど甘すぎず、想像以上に後を引く。
丸久鮮魚
高知市本町3-1-13
TEL 088-872-3820 FAX 088-823-8101
営業時間 8:00~17:30
定休日 無し
榧製品
最近お知り合いになった方に、とある天ぷら屋さんを教わった。そこでは揚げ油に榧の油を使用しているという。これがまったく胃もたれせず、かえって胃の調子が悪い時ほど食べたくなるのだそうだ。その話を聞いて、何度か訪問したのだが、確かにその通りだった。何故か元気が湧いてくる。榧の油は希少で、栽培農家も全国では限られている。そこのお店は高知県から取り寄せていると伺った。せっかくなので榧の油目当てにこちらのお店を訪れた。
不思議なのは、店名の通り種苗を取り扱うお店で、あまり油とは縁が無さそうに見える事。油のみならず榧製品全般を取り扱う。油はいわば、副産物の様なものらしい。
榧と聞いてまっさきに思い浮かべるのは囲碁・将棋の盤である。プロが使用するのは間違いなく本榧の物である。榧製品を扱う倉庫の様な場所に通されると、立派な将棋盤がズラリと鎮座している。
その他には、まな板や食器類が並ぶ。
今回は榧の油、お箸、まな板などを購入した。
油については生食よりも火を通した方がおすすめだとの事。お箸やまな板はとても軽く、刃当たりが柔らかく、傷つきにくく、耐久性も高い様だ。
高知前川種苗 http://www.kayanomori.com/SHOP/ki00045.html
高知市相生町6-3
地酒
日本酒を購入するならひろめ市場にある西寅か高知駅近くにある鬼頭酒店がオススメ。
前者は高知の地酒が中心。後者は高知以外の日本酒も揃う。他にも、焼酎やワインにも力を入れている。
西寅 http://nishitora.jp/?utm_source=google&utm_medium=cpc
ひろめ市場
鬼頭酒店 http://www.e-sake.ne.jp
高知県高知市相生町4-10
飯盗
酔鯨酒造さんに伺った際に是非とも試して貰いたいと聞いたのが、飯盗とクリームチーズを合わせた酒肴である。飯盗とはかつおの胃袋だけで作った塩辛のこと。これがあればいくらでも飲めるのだそうだ。探し回ったところ、大橋通りにて見つけることが出来た。
福辰 http://www.fukutatsu.co.jp/
高知市本町3-1-15