オープンしたのが昨年の7月だからもうかれこれ1年近くになる。本店には何度か訪問したことがあるので、東京進出を聞いたときから気になっていた。
この日は夜に出掛けるつもりだったのだが、時間帯が合わなかったのでお昼にダメ元で行ってみることに。ランチは予約ができないのでさぞかし並んでいるのだろうと思っていたのだが、すんなり入店できた。
建物の1階と2階に席があって、どちらもカウンターのみ。1階は既に満席だったので2階席に案内された。
肉はノーマルな成吉思汗と限定の上肉、ヒレ肉の3種類のみとシンプルな構成だ。折角なので3種類を注文。
まずはビールで喉を潤す。その間に炭火のジンギスカン鍋がセット。玉ねぎとねぎが投入。
まずはお通しのお新香と追加注文したキムチが供された。
キムチは期待以上の出来でいい塩梅の浸かり具合。
成吉思汗
結論から言うと基本的にこれで十分美味しい。臭みはまったく無いし、肉の質も十分に満足できる。
お肉もさることながらタレの美味しさも特筆もの。ジンギスカンのタレというと濃すぎるものが多い中、濃すぎるという印象を与えない実にいい塩梅。タレの濃さを気にしないで肉に集中して頂ける。
上肉
勿論、成吉思汗に比べると肉が一段と柔らかくなるし、肉そのものも美味しいのだが、正直、成吉思汗でも満足度が高いのでそこまでの差は感じられなかった。
ヒレ肉
一方、ヒレ肉はまったくの別物と言っていい。それほどまでに柔らかい。希少部位なだけに提供してくれるお店も少ないのではないだろうか。肉質もヒレ肉らしい上品な味わい。
本店の訪問は随分と昔なので細かいディテールまで記憶にはないので違いは明確ではないが、肉質、タレ共に申し分なく十分に満足できる。