久礼の大正市場に初めて訪れた。

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事前のイメージではそれなりの規模を想像していたが、こじんまりとした商店街のようで、十数軒程度の店が軒を連ねている。
店頭に並んだ魚を眺めていると、大橋通りとも違った風情で魚が並んでいる。
一番奥にあるのがこちらのお店。
左側にある鮮魚店で魚を購入する。そして好みの調理法をつたえると、右手にある食堂で食べる事が出来るいう寸法だ。
いかにも漁港に来たかのようなワクワク感がいい。因みに食堂で購入するのはご飯に味噌汁とお酒のみ。
この日の魚はこんなものが並んでいた。
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ブリ、かんぱち、いさきを刺身で頂いた。
どれも鮮度がいい。
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特にブリやかんぱち用に買ったぬたがとてもいい。
隠し味に小夏を使っているところが高知らしく、果物ならではの柔らかい酸味が心地よい。
うつぼのタタキはコリコリとした食感で、パサつきもあり、期待したようなふっくら感に欠ける。以前頂いた唐揚げが美味しかっただけに、これは少しガッカリ。
鰹のハランボ
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素材のせいなのか、調理のせいなのかはわからないが、先日、別のお店で頂いたものに比べると靭やかさやふっくらさが物足りない。
どうも変に調理したものよりシンプルに刺身を頂くのが正解なのだろう。
市場で買った魚をその場で食べるというシチュエーションは実に楽しく、貴重な体験が出来た。
最終訪問日:2016年12月29日