2018年2月オープンの新店
とんかつ激戦区である目黒の地に新たにオープンした新店。
聞けば、権之助坂にある人気店である「大宝」の新店舗なのだそうだ。店名が異なるのはコンセプトが違う事によるらしい。一番の大きな違いはロース肉に林SPFを使用している点にある。
既に人気店として定着しているため、お昼時はタイミングによって待たされる事が多い。
店内はカウンターのみで、とんかつ店としては女性客の姿を多く目にする。
ロースかつ
まずはお店の看板でもある林SPFを使用したロースかつから。
林SPF上ロースかつ定食
夜は1,400円するのだが、ランチでは1,200円で頂ける。
かつは揚げ終えた後、肉を少し休ませてから供される。
そのため、うっすらとピンク色の仕上がり。
適度な火の通しなので、肉は柔らかくジューシーな仕上がり。油切れがよく、食べ終えた後も軽やかだ。
尚、こちらのかつにはヒマラヤ岩塩で頂くのがオススメ。より、肉の美味しさを感じられる事ができる。
林SPF特上ロースかつ定食
特上になるとお肉の量が50gアップする。全体のボリュームもさることながら、脂のエリアが増えるのが特徴だ。
林SPF極みロースかつ定食
極みになると特上から50g増量されると同時に脂のエリアも更に広がる。
今を時めく林SPFの特徴は何と言っても脂の甘さにあると言っても過言ではないだろう。
脂に軽くヒマラヤ岩塩をつけて頂けば、より脂の甘さが際立つ。
ひれかつ
一方、ひれかつは林SPFではない。単に国産としか書かれていないため具体的な銘柄は不明だ。
国産上ひれかつ定食
こちらもお昼時は上ロースと同様、1,200円で頂ける。
ひれかつなので、当然、ロースよりも柔らかいのだろうと思いつつ口に運ぶ。
これが想像の斜め上をいく柔らかさで、箸でも簡単に切れるのではなかろうか。それほどに柔らかい。
国産特上ひれかつ定食
こちらは単に数量がアップするだけの様で、4切れが6切れに増量される。
その他
メニューには開店当初からチキンカツもあるが、こちらはあまりオススメしない。
わずかな価格差ならばとんかつに軍配が上がる。
しかし、夏頃から新たに登場したメンチカツは悪くない。
メンチカツ
肉汁をたっぷりと含みジューシーな仕上がりで美味しい。
1,000円ちょうどで頂けるところも嬉しい。
やはりこちらのお店ではロースかつが一番魅力的である。
基本的にさっくりと軽やかな仕上がりなのだが、時に表面に小さい衣の粒子状がポロポロとまとわり、この粒子に油っぽさが感じられる事がある。
また、揚げ手は日によって異なる様だが、主に月水金に担当する揚げ手が一番安定しているようだ。
(勿論、今後ローテーションが変わる可能性あり。特に最近、水曜日は怪しい。)
ごはん、キャベツ、豚汁(これは1回のみ)がおかわり自由。