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とんかつ いちかつ(とんかつ/浅草橋)
同じ系列でも随分と印象が異なる

以前から気になっていた元百名店の支店

お目当てのお店に2週連続で振られて神田から歩いてこちらに流れ着いた。
両国店は言わずと知れた元百名店。何度かお店の前を通り掛かり前から気になっていた。
場所は総武線のガード下で駅からのアクセスもいい。

実際にはもう少しメニューは多いが、代表的なメニューは両国店と変わらぬお値段。

土曜日の12時半頃に到着するとカウンターに空きがあり、待たずに入ることができた。その後も客足が途絶えることなく、次々に訪れる。どうやら2階にも客席がある様だ。

ロースかつ定食

注文をすると何と用意されていた衣付きのお肉を入れ物から取り出しそのまま油の中に投入。これには流石に目を疑ったが、その後も同じ所作が続く。ファミレスやコンビニの揚げ物ならいざ知らず、どう考えても美味しさとトレードオフになるからいくら効率化のためとは言え専門店ではやってはアカンやつだ。

当然、衣にも悪影響が及ぶ。一見、サクッと揚がっている様に見えるが、高温で揚げているため、表面は少し焦げっぽさを感じると共に、中は変に油が残ったような湿っぽさが感じられる。

肉は脂身が少なく、もも肉の様な淡白な味わいで脂身を含めての甘さも弱い。こちらのお店はソースのみだが、正直塩だと厳しそう。何だか両国店は随分と印象が異なる。それはごはんやお味噌汁も同様だ。

もっとも昨今の原材料高騰を考えれば、このお値段で提供している故に仕方ないところなのかも知れないが奮起して欲しい。

いちかつ 浅草橋店

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