開店前から行列の人気店
こちらも平日のみ営業のお店。外苑前から7,8分の処にお店を構えている。裏通りにあるのでちょっとわかりづらい。隣にある焼鳥今井が営むとんかつ屋さん。
開店15分ほど前に到着するとその焼鳥屋さんの横に10人ほどの列ができていた。てっきり焼鳥屋さんの列だと思い、角を曲がった店舗の前に佇んでいると店員さんが出てきて先ほどの列に加わる様に促された。
待機用の椅子が用意されていて、雨も凌ぐことができる。こまめに列を気にして様子を見に来てくれるところにも好感が持てる。開店時間を待たずに少し早めにオープン。
とんかつ屋さんとしては珍しい食券方式で順次、食券を購入して席に着く。この日は世間では夏休みということもあってか、東京Xなどの銘柄豚の取り扱いはなく、とんかつは米沢豚のみ。
まずはビールで喉を潤す。おつまみに山形のトマトを出してくれたのだが、これが甘さと酸味のバランスがよく旨い。
上ロースかつ定食
粗めのパン粉を使用した衣は少し油が残っているが重くはなくサクサクと香ばしい。
肉はほんのりピンク色の火加減で肉はジューシで旨味がある。脂部分に塩を付けて頂くと甘さが引き立つ。
卓上には塩、ソース、醤油が用意されている。
チキンかつ
このお店の名物のチキンかつも食べられたら、と思っていたら1個という小ロットであったので、ちょっと無謀かなと思いつつもオーダーした。
衣の質感や肉への火の通り具合はとんかつと同様で、何よりそのジューシーさには驚かされた。勿論、肉に臭みはなくしっかりと旨い。もっとも隣が焼鳥屋さんなのだから当たり前と言えば当たり前か。いずれにしても自分史上チキンかつの最高峰であることには間違いない。
その他、ごはんや味噌汁にも神経が行き届いてとんかつ、チキンかつ共に満足度が高い。果たして、今度はいつ来られるのやら。