銀座三越新館12階
レストラン街にある四川料理のお店。落ち着いた雰囲気で窓際の席は見晴らしがいい。
休日の11時半頃に到着すると若干の空席がある程度で8割から9割ほどが埋まっている状態。
ランチメニューを見るとメインの麺類かご飯ものをチョイスする「ランチ得セット」2,200円が主力。
こちらのセットには前菜と黒酢酢豚が付く。そう考えるとお得感はある。
周りを見渡すとさほど注文に偏りはなく、違う料理を注文してシェアしている姿が多く見られた。
四川料理のお店なのでやはりその系統から。後は麺類かご飯ものということになる。
本場四川の汁無し担々麺セット
まずは前菜の盛合せ。左から特製ピクルス、鶏肉のニンニクソース、干し茄子とピータンの黒酢ソース。3種類の中では、真ん中の鶏肉のニンニクソースが秀逸。ちょっとお酒の一杯も飲みたくなるところだが、後のことを考え自重した。
続いては黒酢酢豚。酸味の立ち方を含め味付けやソースのバランスはとてもいいが、肉質がついてきていない印象はあるがこの値段のセットだと仕方ないところか。
見た目はいたってシンプル。タレは麺の下にあるのでよくかき混ぜてから頂く。
全体的には上品にまとまっていて、辣よりは痺が強いタイプ。食べ進めるにつれじわじわと舌先がピリピリと。量は多くないのだが、肉味噌がいい味わい。
麺類には珍しくスープが付いているのだが、かなりあっさりとした味わいながら、旨味もあり薬膳的なテイスト。これが痺れた舌のいい緩衝材になってくれる。
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