和豚骨スープ
ちょうどオリンピックが終った頃にオープンしたばかりのお店。駅から徒歩30秒の好立地にある居酒屋さんの店舗を間借りしてお昼のみ営業している。ただし、現在は居酒屋さんが営業できない状況にあることから宣言が明けるまでの間、夜も営業。
オープンして最初の週末に訪問。さぞかし混んでいるものと開店15分前に店着するも思ったより並びは少なく、ちょっと肩透かし。結局、開店時間に来ても一巡目に入れたのではないかと思われる。
以前、新橋で営業していて、現在は平塚と溝の口に店舗があるらしい。和豚骨スープを標榜しているが写真の見た目は間違いなくインスパイア系のそれである。
メニューは基本形となるマンモスラーメンと辛マンモスなる辛い系のメニューと二軸で展開。
マンモスラーメン
5分と待たずに着丼。もやしの上に乗った削節が特徴的。
まずはスープから。色合いは薄めだが、塩味はむしろ強いくらい。和風というだけに、二郎よりは少し燕三条系に近いものを想像していたが、まぎれもなく二郎系の範疇に入る。
二郎系としてはやや細い部類の中太ストレート麺。
ウ~ン、なんだろう。二郎系の魅力は力強い醤油の香りにあると思うのだが、その点が残念ながらかなり物足りない。また、出汁の旨味もあまり感じられず平坦的。特にかつお節の酸味が立っていて、これが全体に馴染んでいない印象を受けた。
恐らく、スープというよりは上に乗ったかつお節に依るものだと思われる。それなら最初から乗せずに卓上に置いてお好みで入れられる様にしてみたらどうだろうか。