予約した方が懸命
当日に電話で予約を入れての訪問。以前、満席で断られたことがあってそのリベンジ。
予約なしでも運が良ければ入れることもあるが、あらかじめ予約を入れたほうが懸命だ。
実際にフリで来られた方もいたが、ひとり客以外は難しそう。
みゆき通り沿いのビルにあるお店でメニューはコース料理のみだが、単品での追加が可能。
予約時間が設定されているので一斉スタートだと思ったが、いくつかのローテーションで回している様だ。
とんかつ前にキャベツ、ドレッシング、2種類のソース、辛子、2種類のお新香がセッティングされる。
ドレッシングやお新香のクオリティが高い。
続いて、とんかつが出てくる直前にご飯とお味噌汁が供された。
お米は北海道産のゆめぴりかを使用。艷やかでとても美味しい。
お味噌汁はなめこ汁。こちらも出汁の旨味がしっかりとしていてクオリティが高い。
ヒレ
まず店主からの説明通り、最初は表面に浮いた肉汁をチュっと啜って最初はそのままで頂いた。
中心部はうっすらとピンク色。そのままで頂いてもしっかりと肉の旨味が感じられる。
続いてプジョーの電動ミルにセットされた塩を掛けるとより旨味が引き立つ。
ひれに関しては繊細な味わいなのでソースよりも塩の方が相性がいいように思う。
ロース
こちらも案内に従って、まずは脂身だけを頂く。じゅわっと脂が広がり何とも甘い。
脂身から先に口に運び、それから肉を頂いた方がよりしっくりとくる。
肩ロース
最も肉の旨味が強い部位というだけあってしっかりと肉らしい野趣溢れる味わい。
これくらいになるとソースとの相性もなかなかよく、塩と甲乙つけ難い。
食べ比べ
最後は豚肉の違いを食べ比べるひとくちサイズのカツが登場。
因みにそれまでのものは1つのかつをローテーションで複数の方とシェアするスタイル。
少しずつ色々と部位を頂けるのは実に愉しく、とんかつ自体もハイレベル。
追加メニューもバリエーションに富んでいるので、次回はもう少し色々とチャレンジしたい。