海鮮丼のお店は常に混雑
豊洲市場の飲食店の中でも、海鮮丼を供するお店は軒並み人気が高く、驚くほど行列している事が多い。こちらのお店もご多分に漏れず、管理施設棟の中では、もっとも行列するお店のひとつとなっている。
折角、市場に来たのだから魚介類が食べたい、しかし、お寿司には手が届かない。
だったら寿司に比べて手軽に食べられる海鮮丼。という図式で自ずと人気が集まるのだろう。
この日は行列が7,8人ほど。時間帯が早いので比較的少ない方だ。
丼ものなら回転が早そうなので、並んでみる。スイスイと回転するかと思ったのだが、なかなか列が動かない。5分経過しても依然と列はそのままである。
ところが、10分を過ぎたあたりからようやく動き出す。メニューが見える位置まで辿り着いたのでこちらを見ながら検討をする。
結局、並んだのは15分ほどか。
一斉に入り、多少の食べるスピードの差はあれど、ほぼ同じタイミングで入れ替わる様だ。
北海三昧丼
海鮮丼と言うからにはうにといくらは入っていて欲しい。
更にまぐろが入っていればなおいい。そうなると人気No.1と書かれた豪快丼である。
カウンターに通され、目の前のショーケースに目をやると、まぐろの質がそれほど高くない。
普段、好んで食べないサーモンの方が質が高く見える。光り物やあじも海鮮丼ではどうなんだろうか?
トロうにいくら丼なるメニューもあるが、3,300円となると寿司を食べた方がいいという事になる。思案の結果、敢えてまぐろが入らない北海三昧丼に。
5分と待たずに着丼。
結論から言うと、比較的ネタがうまくまとまっている丼だと思う。ご飯は比較的酸が穏やか。
すべてに味噌汁がつくがお漬物は付かない。
魚はどれも臭みを感じるものはなく、鮮度は高いと思うのだが、これでこの値段はどうしても高いと思えてならない。