創業寛政元年の老舗
麻布十番商店街をひたすら真っすぐ進むことおよそ5分。江戸時代から続く老舗で創業230年と歴史は古い。
お目当てのお店に振られ、急遽、予定を変更しての訪問となった。お店に到着したのは12時少し前。
特に行列はなく、すんなりと入れたものの9割ほどが埋まっていた。しばらくすると列が出来ていた様なので、週末は少し早めに訪れた方が良さそうだ。
休日のそば屋はそば前ありきの頭があるので、こちらから。
揚げそはのお通しと共に供された。そば味噌だとついつい日本酒にシフトしたくなるが、これだとビールだけでも完結してしまうからお通しとしては勿体ない気がする。
かき揚げ天もり
お店のオススメだったのと、半分はおつまみを兼ねてこちらをチョイス。
かき揚げの上に天かすを乗せたかのような衣の多さで、食べ終えた時には天かすが随分と残る。この手のかき揚げにありがちな油の多さはさほど気にならず、この体にしてはよくできている。
そばはもりそば、田舎そば風のそば、更科、変わりそばから選択できるが、やはりここは更科を。
正直、更科でこれまで美味しいと感じたのは恵比寿の翁と巴町砂場の2軒しかなく、半信半疑での注文。
少し柔らかめの茹で加減ではあったが、喉越し良く、ほんのりとそばの香りと甘みが感じられた。これは想像していたよりもいい出来映え。つゆはやや薄めで甘さが強いタイプなので正直好みではない。