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広尾とんかつ ひとみ(とんかつ/広尾)
女性スタッフが揚げるハイクオリティな新店

EAT PLAY WORKS 1F

2020年7月に駅チカにオープンしたEAT PLAY WORKS。その名の通り、食べて、遊んで、仕事してをコンセプトにした商業施設で、1階と2階がレストラン。他店との仕切りはなく、さながら高級フードコートの様相を呈する。

こちらのお店はこの1階。とんかつひなたやかつかみの初代料理長による新形態のとんかつ店で女性でも入りやすいことを狙っているお店だけにスタッフは女性のみ。

豚肉はアグー豚の配合種である宮崎県の南の島豚を使用。ウチモモ、ソトモモ、シンタマと言った希少部位も提供している。

上ロース定食

並のロースでも1,850円と少し高めの価格設定。上ロースとの値段差が200円。肉の量と脂身が多くリブロースに近いとのことだったのでこちらをお願いした。

待っている間、まず最初に供されるのがキャベツ。これをごまダレのドレッシングで頂く。おかわりも自由。口当たりが硬く、これはいまひとつ。

続いて、御新香が供された。
こちらはバリエーション、クオリティ的にも申し分なく、とんかつ店としてはこれまでの最高峰。

およそ10分ほどで供された。女性ならではの美しい盛り付け。衣は薄く、肉にピタッと寄り添う。ただ、リブロースに近いというほど脂身の多さは感じられない。むしろ、それにしては少ないくらいに感じる。

食べ方が多様で、左にあるのは塩気を効かせた昆布出汁。これが意外と悪くない。サラサラの液状なので衣が濡れてしまうものの塩気と旨味がいい。そして、右がソース、お好みですだちを絞って、後は岩塩と辛子が添えられる。

肉はややレアな火加減で、しっかりと噛みごたえのある筋肉質なタイプ。肉そのものの味わいも旨みがそれほど強い訳ではなく、比較的蛋白。一方、脂身は甘みがあってジューシー。

ふっくらと艷やかに炊かれたごはんや出汁の旨味がしっかりと感じられる赤出汁ともに秀逸。

広尾とんかつ ひとみ

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