hagenbund

太常うどん(うどん/東銀座)
たっぷりの野菜がいただける関西風うどん

江戸時代から続く野菜の卸商が営むお店

新橋演舞場にほど近い、昭和通りと一本並行して通る道沿いにある。
ちょうどお昼を回った時間帯に店着。入口に置かれた立て看板のメニューを確認して店内へ。

席数は多いが、まだ少し早いのかお客の入りはまばらな状態。
チェーンのうどん屋と同様に、まずうどんを注文し、セルフでサイドメニューを取っていくスタイル。
流石は野菜商が営むだけあって、数多くの野菜のてんぷらが並ぶ。

うどんは怖いもの見たさもあって、ひと際、興味を引いたアボガドうどんを。
これにポテトサラダと長いも、トロなす、春菊の3種類。しめて、1,200円ほど。

アボガドうどん

澄んだつゆにアボガドが半分乗っている豪快なひと品。
うどんはやや細めで少し柔らかめの茹で加減。悪くもないが特筆すべきところもない過不足ないイメージ。

一方、つゆは関西風で、いりこなどの出汁の旨味が良く出ていて美味しい。
東京でこういうつゆが頂けるお店が少ないだけに貴重な存在と言える。

アボガドは半分を種をくり抜いた丸のまま。
味が染みている訳ではないので相性抜群とまでは言わないが、これはこれで意外と悪くない。

サイドメニュー

ポテトサラダはカットしたじゃがいもが入っているのでより風味が味わえる。
天ぷらはセルフだけに揚げたてではないのが残念ではあるが、3種類の中では春菊がいちばんのオススメ。
苦味が飛び、サクサクと香ばしく仕上がっている。衣の付き方を基準に選ぶといいように思う。

うどんの場合、どうしても炭水化物寄りの食事になってしまうが、こちらのお店なら野菜不足という心配がなくていい。また、夜はこれらのてんぷらを肴に一杯飲むのも楽しそうだ。

太常うどん 銀座本店

関連ランキング:うどん | 東銀座駅築地市場駅銀座駅

モバイルバージョンを終了