第3週目のランチ
豊洲市場がオープンして3週目のお昼時。
11:30と通常のランチとしては早めの時間とも言えるが、この日は観光客を中心に結構な賑わいを見せていて、どのお店も行列が出来ている。特にすし店はどこも尋常ではない行列をつくっていた。
前から気になっていたこちらのお店がわずか3人しか並んでいなかったのを見て入ってみる事にした。5分ほどで店内へ。
シュウマイ
店内はコの字型のカウンターと2人掛けのテーブル席がひとつという造りで、テーブル席だと自分で料理を受け取りに行かなくてはいけない。
ほとんどのお客が注文する名物のシュウマイ。メニューでは1人前が4個、半個が2個となっているが、1個単位で注文することが可能だ。
まずは、そのまま何も付けずに頂く。
大ぶりのシュウマイはしっとりと柔らかく下味がしっかりとしている。
因みにこちらのお店ではソースを掛けて頂く事を推奨している。
ニラタマ麺
並んでいる時は一番人気であるニラソバを頂こうと考えていたのだが、近くに座った人が食べていたニラタマ麺の玉子の塩梅を見て、あっさりと宗旨替え。
こちらはニラソバと違って、あんかけタイプとなっているのが特徴だ。それだけにかなり熱々である。
細めの麺はシャキシャキと小気味いい食感で好感が持てる。
スープは醤油がベースとなり、その上にあんかけの炒め物系が乗る構図だ。
通常、こういう炒め物系が乗る中華麺では下のスープと上の炒め物がうまく馴染んでいないと感じる事が多いのだが、このニラタマ麺はいいバランスで両者が一体となっている。
テイクアウト
こちらのお店では大概のものはテイクアウト出来るという。
実際にシュウマイを持ち帰る人が多い。
試しにレバニラ炒めをテイクアウトしてみたのだが、こちらはあまりテイクアウトとしてはおすすめできない。
味のベクトルと知る上ではとても有効で、かなりいいお味だというのは推察できた。
ただし、余熱で火が通るためか、いかんせんレバーが固くなりすぎるのが良くない。
食べるならお店で頂いた方が賢明だ。
最後にお店の前の張り紙を
今回、常連と思われる市場関係者が普段、食事が出来ず、コンビニ弁当で済ます事が多いとこぼしていたので。いつ平静を取り戻すことができるのだろうか。