最寄り駅は聞き馴染みのない東尾久三丁目
都電荒川線の駅で町屋から2駅目にあたる駅であるが、わざわざ乗り換えなくても徒歩10分ほどで行くことができる。この日は開店20分前に店着で先頭。10分前くらいから少しずつ列ができ、開店ギリギリでも何とか最初のローテーションに入れた模様。開店後は店内に設置されたソファーで待つことができるので並び疲れすることはなさそうだ。
事前の調べではアルコールを置いていなさそうな雰囲気だったのだが、自販機を見るとビールはある事がわかった。しかもおつまみ付きと書かれていたので、迷わずポチッ。
おつまみはチャーシューにメンマ。なかなかの面構え。
メンマのタレが少し化学調味料を感じられたが、そば前ならぬラーメン前としては満足度が高い。
特製醤油そば
見た目は醤油が色濃い。具材は鴨肉ロースとチャーシューが2枚ずつ。後はメンマと煮玉子に中央に葱が添えられたシンプルな構成だ。
スープは口当たりが柔らかく全体に円みを帯びているので見た目ほど醤油が突出していない。鶏の旨味がしっかりと感じられると同時に甘さも強い。このあたり好みが分かれそうだ。個人的にはもう少しキレが欲しいところ。ただ甘いと言っても化学調味料の存在は感じられる訳ではない。
麺は平打の中細麺で少し柔らかめの茹で加減ではあるが、麺そのものに旨味がありスープとの絡みは良好。
具材の鴨ロース、チャーシュー共に丁寧な仕事ぶりを感じさせる。特に鴨ロースは難しいと思うのだが、よくまとまっていてスープとも馴染んでいた。煮玉子は少し火が通り過ぎていて半熟でなかったのは残念。