あまりの早さにびっくり！
開店10分ほどに到着するも特に行列はなく、すんなりと店内へ。先客もわずか2名とごくわずか。
行列店と聞いていただけにちょっと肩透かしだ。
メニュー
こちらのメニューではゆず味噌、ニンニク味噌、かつとじ煮、カレーという変わり種。
注文されている方がいて意味が理解できたが、各々にロース、ヒレ、上ロース、上ヒレを選択できる模様。
お客さんが少ないとは言え、ものの3分ほどで供された。
これには正直驚いた。
上ロースかつ膳
俯瞰で見ると大した量に感じないが、結構な肉厚でボリューム満点。とても3分で揚げられる代物ではない。
混雑店だから、予め注文を予測して事前に揚げ始めていたという事は考えられる。
しかし、それだと何を注文するかはわからないからリスクが高い。
一定の種類と量をある程度のところまで事前に揚げておき、最後の仕上げを注文を受けてから行っていると考えるのが正しそうだ。後から来たお客さんを見ても注文こそ違えど、同様のスピードで供されていることからそのように感じた。
ではクオリティは？ということになるのだが、この前提で考えるとマイナス要素でしかないが、実際に頂くとまったくそのような違和感を感じさせないから摩訶不思議。
肉は薄ピンク色の火加減でジューシーかつ柔らかいし、衣はサクサクとした食感で油切れがよく仕上がっていて良く出来ている。
つけ合わせのキャベツはしっとりと柔らかく、ごはんも粒が立っている。おひつに入れられているのでそれにより適度に水分が飛ばされているということもあるのだろう。
特筆すべきは粕汁仕立ての豚汁。
コクや旨味があるがくどすぎず、バランスがいい。寒い日はとても温まる。
しかし、一方で暑い夏場は果たしてどうなのだろうか。