老舗の街中華
学生時代から幾度となく通った道ではあるが、これまでこちらのお店の存在を知らなかった。比較的新しいお店だと思っていたが、昭和29年創業と古い。
土曜日の12:30に到着すると15人弱の列ができていた。特に代替案がなかったのでそのまま待つことに。
店頭にはショーケースのサンプルが置かれていて、時代の古さを感じさせる。
並んでいる人数の割に15分ほどで店内へ。客席は2階と3階があるので回転は比較的早い様だ。
メニュー
店名に反してメニューは餃子だけに留まらず、麺類、炒め物などの一品料理まで幅広い品揃えで、
街の中華屋といった趣きである。
この中から、2種類の餃子とこちらを注文。
食卓に置かれた調味料
中でも辣油が独特な容器に入っている。
小皿に入れるとこんな感じに
王さまの餃子
想像していたよりも遥かに小さく、亀戸餃子の様な趣き。焼き目の部分だけ、揚げ餃子に近いのが特徴だ。
餡は野菜がほどよいバランスで入っている。
一般的な餃子の場合、野菜が多いと、野菜から出る水分でジューシーに仕上がるものだが、摩訶不思議!
ジューシーさがまるでない。かと言って皮が破れている風情も無い。野菜類の水分を意図的に抜いているのだろうか?
湯餃子
タン餃子ではなく、ユ餃子と読む。
餡の状態は焼き餃子と同様だが、皮のしっとり感と旨味が感じられる。
また、湯餃子という名前ではあるが、シンプルな味わいの塩味のスープに入っている。
帰り際に渡されるキャンディが何とも下町らしい。
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